将来“白内障”“緑内障”“網膜はく離”になった場合、手術を受けることは可能？

レーシック手術を行って、将来“白内障”“緑内障”“網膜はく離”になってしまった場合には、それらの手術を受けることは可能でしょうか？

レーシック手術を受けた場合にも将来“白内障”“緑内障”“網膜はく離”などの手術を受けることは可能です。

レーシック手術を行った場合にはレーシック手術を行ったことを医師に伝えることで白内障や緑内障の手術を円滑に進めることができます。

そのためにもレーシック手術のデータは大切に保管しておくことが重要です。

レーシック後の白内障治療：
白内障の治療では眼内レンズの度数計算の際にレーシック手術のデータを使用します。これはレーシック手術を行う事で通常とは異なる形状となった角膜のデータが必要となる為です。

データが無い状態でも角膜の状況を調べて眼内レンズの度数計算を行うことも可能ですが、レーシック手術のデータを参考にする事で眼内レンズの度数計算などを円滑に行う事が出来ます。

このような事から、レーシック手術データは大切に保管しましょう。 レーシックを行った事で白内障になりやすいという事はありません。

レーシック後の緑内障治療：
レーシックを行った後に緑内障の治療を行う事は可能です。緑内障の治療は薬、レーザー、外科手術などの治療方法がありますが手術、治療する部位がレーシックとは異なります。レーシック手術後でも緑内障の治療は通常通り手術を行う事が可能です。

レーシックを行った事で緑内障にかかりやすいという得事はありません。

レーシック後の網膜はく離治療：網膜はく離は網膜が剥離してしまう症状です。レーシックは角膜の屈折を変えるという手術の為、網膜はく離の手術とは異なった場所の手術を行うのでレーシック手術を行った事によって網膜はく離の手術、治療が行えないという事はありません。

レーシック前の白内障、緑内障、網膜はく離の治療：
レーシック手術前に白内障、緑内障、網膜はく離などの症状がある場合にはレーシックを行う事が出来ません。これはレーシックが直接的に目の健康に関わるものではなく、他の目に関わる病気の治療を優先させる為です。

白内障、網膜はく離であれば手術や治療後に、緑内障の場合には症状が安定した後にレーシックを行うことも可能です。